アプローチ空間は、敷地外と住宅を繋ぐ部分で、門廻りと一体になって住宅の印象を決定する、大切なエクステリア空間です。
そのため、建物のデザインや周囲の環境との調和が必要になります。
アプローチ空間を計画する際には、敷地外に繋がる部分から玄関までを結ぶ動線としての機能、また、歩みに従って移り変わる景色を楽しめる空間としての機能を意識すると良いでしょう。
また、景観を楽しめるのはもちろんのこと、地面の舗装材料に変化を加えるなどして足触りや歩く音までも楽しめる、こだわりの空間にしてはいかがでしょうか。
アプローチは、住宅の玄関の位置や敷地の形状等によって取り方が異なってきます。
まず、門の位置を決める際には「見通し」に気を付けると良いでしょう。
防犯等の観点から、門扉を開けて敷地に足を踏み入れるとき、直接玄関が見えないようにするのが良いとされます。
また、門から奥の景色が少し見えるようにすると、訪れた人に「向こうに何があるのだろうか」と期待を持たせる空間づくりができます。
門から玄関までの距離によっても、アプローチの取り方は変わります。
距離が長い場合は門の前に広くスペースを取って華やかな空間を演出することができます。
距離が短い場合は、アプローチをクランクさせたり曲線にするなどしてクッションスペースを作ることで、景色に変化を生み空間に奥行き感を持たせることができます。
さらに、道路と敷地に高低差がある場合は、階段やスロープを設置して歩きやすくしたり、道路から玄関が見えにくくしたりという工夫ができるでしょう。
アプローチを作る際には、門から玄関、玄関から門を繋ぐ動線を、実際に辿ってみることが大切です。
動線を辿るときにどこに視線が向くか、何が見えるかをチェックすることで問題点が明確になり、より良いアプローチ空間を作ることができるからです。
そして、良いアプローチ空間を作るために、以下のようなポイントに注意して動線を辿ってみると良いでしょう。
プライバシーの保護やアプローチ距離の確保という意味で、門と玄関は正対しないように配置しましょう。
アプローチ空間は、プライベートな空間である住宅から公共空間である道路に出る際に、気持ちを切り替えるための空間だといえます。
ですので、十分な距離を取ったりクランクや曲線を取り入れてポイントを作ったりして、通る人を楽しませる空間にしなければなりません。
住む人が毎日通る空間であるアプローチは、退屈にならないように直線的にならないようにしましょう。
また、来客への気遣いを表すという意味でも、単調さを避けて空間に変化を持たせる必要があります。
アプローチは生活動線となるので、舗装には歩きやすいものを選びましょう。
主に使用される舗装材は、コンクリート舗装、自然石石張り、タイル張り、レンガ敷等です。
雨や雪などの天候も考え、表面は滑りにくく仕上げたり、水がたまらないよう勾配を取ると良いです。
素材の色やデザインは、建物や門廻りなど、周囲の環境、デザインと調和するようなものを選ぶことが大切です。
MarvelousGARDENはアプローチ空間のデザインや施工を得意としています。
お客様のセンスやこだわりを伺い、優雅で繊細なアプローチ空間を造り上げます。
アプローチのデザインに関するお悩みやご質問等、ぜひご相談ください。
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