土間コンクリートの仕上げ方法について

コンクリート洗い出し仕上げ

コンクリートの洗い出し仕上げは、高度な職人の技術が必要とされる仕上げです。セメントモルタルに砂利や色石、大き目な骨材を混ぜて塗り付けて、完全に硬化する前に水洗いをし、混ぜた石の頭を洗い出す仕上げ方法です。工法がそのまま名前になっています。

 

種石が入っているため通常のモルタルよりも塗りづらいため、職人の技術が必要です。また、洗うタイミングも季節によって硬化スピードが左右されるため見極めには経験が必要になってきます。

 

洗い出し仕上げはどのような種石を入れるかによって表情が変わります。古来より施工され続けている工法ですので、和風で昔のデザインというイメージを持っていらっしゃる方もいらっしゃいますが、実は現在でもアレンジされ続けています。例えば種石にガラスや貝殻を入れてみたり、モルタルの色を変えてみるなどすると洋風なテイストにも出来ます。事前にしっかりと相談して、オリジナルの洗い出し仕上げが出来るとステキですね。

コンクリート刷毛引き仕上げ

コンクリート刷毛引き仕上げは、コンクリートの表面にほうきで掃いたような直線状の筋=刷毛目を付けた仕上げになります。コンクリートの一般的な仕上げ方法としては「金鏝仕上げ」か「刷毛引き仕上げ」になります。それらの違いは、コンクリートの表面がツルツルの金鏝仕上げに対して刷毛引き仕上げは金鏝仕上げの後に刷毛を引いて表面に細かい線を入れ、ザラザラに仕上げます。どちらの仕上げを選ぶかは、コンクリートを敷く場所の用途で決めるとよいでしょう。安全性を選ぶなら間違いなく刷毛引き仕上げです。雨や雪などの影響を受ける場所であれば金鏝仕上げは滑りやすくなり危険です。駐車場なども抵抗の大きい刷毛目仕上げのほうが安全性はアップします。

 

また、コンクリートの角をコテで仕上げて角を無くすことを「面を切る」といいますが、このひと手間を加えることでコンクリートの欠損を無くす重要な工程です。駐車スペースに土間コンを敷く場合は特に車が乗って欠損することがないよう、必須の作業ですが、これをしてない現場を見ることもありますので、覚えておくとよいと思います。