タイルデッキについて

お庭にあるとグッと高級感が増すタイルデッキ。掃き出し窓から続くタイルデッキは高級感のあるタイルの光沢にあこがれる方も多いのではないでしょうか。シンプルな見た目ときれいに保ちやすい平滑な仕上がりが特徴です。雨でぬれると滑りやすいイメージのタイルですが、滑りにくい加工をしてある外装用タイルを選べば問題ありません。

 汚れがつきにくく、掃除もしやすく、ウッドデッキのように劣化することもありませんので、メンテナンスが楽なうえにいつまでも綺麗なタイルデッキ。お子さんや愛犬の遊び場としても人気があります。

 

プライベートな寛ぎの空間にするためには、日差しが強い時の照り返し対策としてテラス屋根の設置はセットで考えて頂くと良いと思います。屋根の素材はカーポートに使われるポリカーボネートやキャンバス素材のオーニング、パーゴラなどお家やお庭のテイストに合わせて、またお住いの地域の気候の特徴にも合わせて選んでいきます。

 

タイルデッキのメンテナンスについては、日常の汚れはほうきで軽く掃きます。時々タイルデッキ全体を水洗いするとスッキリします。タイルデッキ全体に水をまいてデッキブラシでこすり、浮いた汚れは水を流して仕上るだけのためメンテナンスは簡単です。

タイルデッキはウッドデッキと違い、室内とフラットに施工することは難しいことが特別です。タイルデッキの高さは、お好みに合わせて造ることができるのですが、室内の床面とまったく同じ高さにすることは、おすすめできません。その理由は、建物の通気を遮ってしまうためです。一般的に、窓枠の下には、 床下の通気をとるため「水切り」という部分があり、床下の通気を確保していますので、タイルデッキはその水切りより低く設置すること必須です。

また、強い雨(台風)が降った際、雨風の勢いでお部屋に水が流れ込むことがあってはいけません。そのため、タイルデッキと窓枠とはある程度の段差をつけてご提案をさせて 頂いております。

 

※ウッドデッキは、床下が空洞で、床板の隙間ができるので室内からフラットに造ることが可能です。風通しが良く雨にも強いです。