植栽・生垣について


〇植栽

植栽には日当たりの調整やプライバシーの確保といった役割や、光合成による空気の浄化効果、癒し効果など、様々な役割・効果が期待できます。

また、好みやお住いとの調和を考えて植物を植えることで、美しい景観をつくることができます。

このように重要な役割を持つ植栽に関しては、植物の種類や組み合わせ、配置、建物・工作物との調和を意識したプランニングを行いましょう。

植栽には、丈夫で育てやすいシマネトリコや、樹の形が美しく花も可愛らしいヤマボウシ、手入れをあまり必要としないシャラなどが人気です。

・植物にも洋風に合いやすい・和風に合いやすいとありますので、お家のテイストに合わせて選ぶ必要があります。

 【洋風の場合】

 シマトネリコ、オリーブなど

 

【和風の場合】

 アオダモ、ソヨゴ、モクレンなど

 

〇生垣

生垣は、お住いと外部との境界を区切る役割としてや、外部からの侵入防止、目隠しなどの役割を持ちます。

低い生垣は区切りとしての役割が強く、高さ1.8m程の生垣は目隠しに最適です。高い生垣ですと、強風などを防止する役割も期待できます。

また近頃は、街並みの景観を良くするという役割も期待されています。

 

生垣に使用する樹木は、やはり丈夫でなければなりませんが、その他にも「環境適応性」や「生長力の高さ」なども求められます。

生垣に用いられる樹木として一般的なのは、アラカシやアベリア、ドウダンツツジなどです。

樹木を一種類のみ使用して生垣を作っても良いですし、複数の樹木を組み合わせた構成にすることもできます。

樹木どうしの間隔は基本的には空けないようにしますが、小さく間隔をあけると、樹木の持つ形の美しさが守られて個性的な生垣にを造ることができます。